生理1日目とは?
茶色いおりものが続いたあとに出血が始まった、少量の出血でも生理1日目になるの?、病院で言われた生理〇日目はいつから数えるの?など、生理の開始日についてご質問をいただくことがあります。
不妊治療や婦人科診療では、生理何日目かによって、検査や治療のタイミングが変わることがあります。
このページでは、生理1日目の考え方や、生理不順について解説します。
動画でわかる「生理1日目とは?」
生理1日目はいつから数えるのか、茶色いおりものや少量の出血は生理1日目になるのかについて、動画でわかりやすく解説しています。
生理1日目とはいつと考えたらよいですか?
生理前に少量の出血や茶色いおりものが数日続き、その後に赤い出血が始まることがあります。
子宮がん検診などを受けており、婦人科的な異常がないことが確認されている場合は、赤い出血がしっかり始まった日を生理1日目としてお考えください。
夜間に赤い出血が始まった場合も、赤い出血を自覚した日付を生理1日目としてください。ただし、生理の始まり方には個人差があり、明確に判断しにくいこともあります。
診察では、生理〇日目頃に受診してくださいとお伝えすることがあります。その場合は、赤い出血がしっかり始まった日を1日目として、出血が多くなった日から〇日目頃と考えていただければ大丈夫です。
茶色いおりものは生理1日目?
茶色いおりものや少量の出血だけの場合は、生理1日目として数えないことが一般的です。
多くの場合、その後に始まる赤い出血の日を生理1日目とします。
ただし、出血のパターンには個人差がありますので、判断が難しい場合や不安がある場合は、診察時にご相談ください。
生理の量が少ない場合は?
出血量が少ないまま生理が終わる状態が毎月続く場合や、数か月に一度繰り返す場合には、排卵が定期的に起こっていない可能性があります。
また、妊娠している場合にも、少量の出血がみられることがあります。
生理用ナプキンを1日交換しなくても困らない程度の出血しかない場合には、一度婦人科へご相談ください。
生理不順とは?
生理が始まった日から、次の生理が始まる前日までを生理周期と呼びます。
一般的には、25〜38日程度が正常範囲とされています。
これより短い場合や長い場合は、生理不順と考えられます。
生理不順は、初めて月経が始まった頃から続いている方もおられますし、10代から閉経前まで、どの年代でも起こる可能性があります。
ストレス、体重の増減、生活環境の変化などが原因になることもありますが、明らかなきっかけが分からないことも少なくありません。
婦人科を受診した方がよい症状
- 生理周期が25日未満または38日を超える
- 生理の量が極端に少ない
- 出血量が毎回大きく異なる
- 月経以外の時期に出血がある
- 生理痛が強い
- 妊娠を希望しているが月経が不規則
婦人科では、超音波検査で子宮筋腫や子宮内膜症などの病気がないかを確認し、必要に応じて血液検査でホルモン値を調べ、原因を確認します。
生理だと思っていた出血が、実際には不正出血だったということもあります。
生理不順かもしれない、出血量が毎回違うかもしれないと感じた場合には、お気軽にご相談ください。
婦人科で気になることを相談し、ご自身の体の状態を知ることで、ライフスタイルに合わせたケアや治療をご提案できます。
監修医師
本ページは、プリュームレディースクリニック院長 松本由紀子が監修しています。
松本由紀子
日本専門医機構認定 産婦人科専門医
日本人類遺伝学会認定 臨床遺伝専門医
日本生殖医学会認定 生殖医療専門医

